インナリングについて 〜 トレーニングの前に 〜
野球肩の治療の際、よくインナーマッスルという言葉を耳にされると思いますが、インナーマッスルとは、肩の内側にある筋肉の総称のことです。
肩に必要なトレーニングは、インナー(内側)7割、アウター(外側)3割と言われており、野球肩の予防や治療には、インナーマッスルのトレーニングが非常に有効です。
肩関節は人体で最も複雑な構造をしています。また複雑な構造をしているため、色々な動きをすることができます。インナーマッスルは、肩関節を安定して保つとともに、関節の正常な動きをサポートします。
ピッチングを繰り返しているとインナーマッスルが疲労・消耗します。疲労・消耗を放っておくと肩関節の動きが不安定になり、それが原因で野球肩になってしまいます。
野球肩になっているプレーヤーの肩甲骨の位置を左右で比べてみてください。おそらく正常な位置から「ズレ」ていると思います。
この「ズレ」は、肩関節周辺のどこかの筋肉のバランスが取れていない(強すぎる、弱すぎる、疲労している、緊張している、など)ために起こると考えられます。
ピッチングによる野球肩を防ぐためには、インナーマッスルのトレーニングを行い、筋力と持久力と柔軟性を充分に持たせることが必要になります。
これから紹介するトレーニングを定期的・継続的に行い、インナーマッスルのバランスを保ち、野球肩の予防に努めましょう。
ちなみに、トレーニングを行っているのは、私の先輩です…。