野球肩になってしまった! 〜 検査、検査、また検査 〜

 診察の前に撮影したレントゲンをもとに肩の稼動域を確認しました。立ったり、座ったり、ベットに寝た状態で前後左右に肩をグリグリ回され、その後で、内旋・外旋などを行った際の左右の筋力を測りました。その結果、特に外旋と腕を上げる時の筋力が半分ぐらいにまで低下していることがわかりました。

 レントゲンでは、肩のどの部位に障害があるのかがわからないため、MRI、CTスキャン、神経ブロック注射による精密検査を行い、原因を特定しようということになりました。

 1番目はMRIによる撮影。右腕だけが万歳の状態で固定され、台の上に仰向けに寝て撮影に入りました。「コンコンコン…。ガーガリガリガリ…」というものすごい音がしていましたが、気が付いたら寝ていました。MRIによる撮影は、狭い空間に閉じ込められ、長時間(1時間程度)動いてはいけないため、少し窮屈なものでした。

 2番目はCTスキャンによる撮影ですが、本当にすぐ終わりました。右腕だけが万歳の状態で固定され、台の上に仰向けに寝て撮影に入るのはMRIと変わらないのですが、撮影時間はなんと数十秒!寝る間もありませんでした。

 3番目は神経ブロック注射による検査。この検査は、肩関節に神経の伝達をブロックする注射を打ち込み、その状態でキャッチボールをするというものです。どの部位に注射をすると痛みが止まるかということを確認します。健康診断のときにレントゲンをとる装置がありますが、その装置で肩関節を常に撮影しながら注射を行います。自分の体中に針が刺さっていく様子は少し怖いものがありました。

 最後にMRIによる撮影。1番目との違いは、肩関節に造影剤を入れたことです。造影剤を入れることで、通常のMRI撮影ではわかりにくい部位も明確に撮影できるとのことでした。造影剤を入れると、少し気分が悪くなるかも知れず、手術を前提にしないとなかなか撮影してもらえないかもしれません。